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ここは旧blog ぼくと「かえる」日記 の移転先だぞっ♪
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契約内容の変更とか色々あってblogを統合することにしたんだ。
で,2017年6月18日をもって 旧blog ぼくと「かえる」日記の公開を終了し,移転後のこちらを残すこととなったんだ。
現行blog ぼくと「かえる」日記2 も宜しくお願いするんだなっ
みんなには,バタバタ続きで,nice!も消えてしまったり ↑ で,ご迷惑をお掛けしてしまい本当に申し訳ない。
これに懲りずに,これからもお引き立てのほどをお願いするぞっ♪
女神は微笑む? [ニューヨーク観光]
ニューヨークの冬は極寒だと聞く。
今年は特に酷そうだけどな・・・
冬に出かけた人に聞くと,ダウンとマフラーぐるぐる巻きに帽子,手袋とほかほかブーツ,示し合わせたように同じ回答をしてくれる。
楽天の田中投手がヤンキースへ移籍するそうだけど,そのニュース関連でインタビューされていた現地のアメリカ人のおじさんがロシアっぽい帽子を被っていたな。
きっと,すっご~く寒いんだろうな
まぁ,ノースカロライナには,雪の日でもタンクトップっていう人もいたけどなっ♪
感じ方はひとそれぞれ。
しかし,用心はするに越したことはない。
と言う訳で,少しばかり時間を遡って,秋なのに寒かったニューヨークへレッツ・ゴー!
あぁ~寒いっ・・・・・。
え,どこにいるかって?
自由の女神クルーズに行こうと思って・・・な。
ただ,滅茶苦茶寒い。
信用していいのか分からない携帯の温度計は,13度を指している。
風がなければもう少しマシなんだろうけどなぁ・・・。
ぺらぺらコートでは,どんどん体温が奪われていくのがわかる。
自由の女神を間近で見たい人は,船に乗るべきだ。
(天気さえよければ,対岸からでも見えそうなんだけどなっ♪)
フェリーは2種類。
通勤用のフェリーと観光用のフェリー。
上陸したい人は観光フェリーをチョイスするといいぞ。
フェリー乗り場の近くにキャッスル・クリントンという煉瓦色?っぽい建物があって,そこでチケットを買えるようだ。
しかし,今回はフェリー乗り場の前でチケットをgetしたんだ。
何故って?
大きな声で言うのは大人げないけど,シャットダウンのせいだよぉっっっ!!
・・・ええっと・・・
見ての通り,急なスロープになっているので,乗り降りの際には気を付けて欲しいんだなっ♪
降りる時も気を付けないといけないけど,ヒール靴だと登りにくいと思うぞ。
普通は,チケットを買う待ち時間+セキュリティーチェック+乗船までの時間,がかかるんだって。
なので,観光シーズンに行く時は,チケットを事前にネット予約した方がいいそうだ。
まぁ,この日も予約した人の列はあったけどな。
まぁ,シャットダウンしたお蔭で,待ち時間なしで乗り込めたからいいんだけど・・・。
船内の様子。
当然,待ち時間ゼロで乗ったので空いている。
天井に浮き輪などが備え付けられてるのが見える。
無いと困るけど,できれば使いたくないけどな。
さて,ではデッキへ上がろう。
うぉぉぉぉー,さむぃぃぃぃ~~~~~!!
風よけコートの中に,急いで例の「ペットボトルサイズのダウンベスト」を着こむ。
何故か半袖の(恐らく)インド人
殆どの人は,フードつきのパーカーやウィンドブレーカー,ジャケットを着ていると言うのに・・・。
元気すぎるっ!
シートは予約制ではないようで,長椅子の好きな場所に座れたぞっ♪
右側に席を陣取り,カメラを構える。
あれ・・・赤・青・白ってアメリカの国旗の色だよなぁ~♪
ちょっと遠くて見えにくかったけど,食紅か何かで色を付けてるんだろうか?
って事は,白は牛乳???
・・・・・いくらなんでも,そんな訳は無いだろうけどな。
見えたっ!
自由の女神が肉眼でもはっきりと見えたっ♪
本来なら,この女神像の立つリバティ島に上陸できるんだけどな。
まぁ,入れないのだから,仕方ない。
上陸できないからだろうか,結構,長く停泊していた気がする。
コンデジで撮り,携帯で撮り,ipadでも撮った。
最後に目に焼き付ける様にしっかり見る。
あ~,しかし寒いっ。
折り返しになったので,そろそろ下へ降りようかな。
デッキからじゃなくても,外の様子は見えるんだぞ。
ここは,霧の都ロンドンですか(゚Д゚;)?
ビルの上の方が完全に見えないぞ・・・。
きっと,お天気次第だろうけどな。
そうそう,大切な事を書くのを忘れそうになった。
最寄駅のサウスフェリー駅では,何故か前5両までしかドアが開かなかったりする。
事前に調べて知ってはいたけど,ドキドキだったぞ。
地下鉄は思ったよりも綺麗だった。
一つ後ろに乗ってしまったので,どこかで移動しないと!と。
で,二つ?手前の駅で一旦降りて,すぐ前の車両に移動したんだ。
大半の人は同じように立ち上がったけど,中には座ったままの人もいた。
何かアナウンスが入ったようだけど,聞き取れなかったし・・・
親切な人が教えてあげなかったら,きっとそのまま折り返しちゃってただろうな。
記憶違いでなければ,5両目と6両目の連結部での移動はできないようになっていたと思う。
駅を出たら,フェリー乗り場までは5分程度だ。
多分,観光客っぽい人は,みんな同じ方向へ向かうと思うから,間違えるとこは無いと思うぞっ♪
と言う訳で,もしもこの冬ニューヨークへ行く予定をしている人は,寒さ対策を万全にしていって欲しいんだなっ♪
Nine Eleven の記憶。 [ニューヨーク観光]
2013年ももうすぐ終わるな。
今年は本当に忙しい年だった。
そんな訳で,コメントやnice!を送ってくれたみんなへのお返事が遅れてて,申し訳ない。
また,色々な経験をすることができた年でもあったと思う。
と言う訳で,今日はちょっと真面目なお話をしようと思う。
年末年始に海外旅行に行く予定の人もいるだろうな。
その中にはアメリカに行く人もいるよなぁ~。
そして,ニューヨークを訪れる人もいる事だろう。
そんなみんなに,是非とも行って欲しい場所があるんだ。
それはThe National September 11 Memorial, 国立9/11記念碑だ。
そう,あの2001年9月11日の同時多発テロと,1993年の爆破テロで亡くなった方の為の記念碑だ。
多分,周辺がまだ工事中で少しアクセスが不便だと思うけど,もし時間が許すのなら行って欲しいんだ。
(ただし,防寒はしっかりしてから出かけて欲しいんだなっ)
入場するのに少々時間がかかると聞いたので,まずは9/11Memorial preview siteへ向かうことにした。
少しだけれど,映像や当時の様子が窺えるものが展示されていた。
酷い曲がり具合は,当時の衝撃を現している。
なんだか悲しげな自由の女神。
Memorialへの入場にはエントリー(チケット)が必要だ。
つまり,僅かでもいいので寄付をすることになっているようだ。
ここで事前に寄付(多分,入場時でもOK)をすることによって,入場が幾分かスムーズになるようだ。
一定金額以上の寄付をした人が希望すれば,ブレスレットが渡される。
ここからMemorinal(記念広場)までは,10分弱。
大通りに沿って歩くれど,かなり混雑しているのでゆっくりしか進めない。
入り口では,事前にエントリーをした人と,していない人は分かれて列に並ばされる。
15分ほど経つと,事前エントリーをしていない人用のデスクが見えてきた。
かなり混雑というか,ぐちゃぐちゃになっているようだ。
そんな様子を眺めているうちに,あっという間に,セキュリティーチェックポイントへたどり着いた。
手荷物などの検査を受け,いよいよ場内へ足を進める。
(周辺工事が全て完了した時には,入場が自由になるようだ)
あの木の下,随分と人が集まってるな・・・。
Survivor Tree
あの悲劇の中,たった一本だけ生き残った木なんだって。
70年代に旧広場に植えられ,建物の残骸の中から短く折れた状態で見つかったそうだ。
その後,別の公園に移され,一度は暴風雨で倒れたものの,再び持ち直して現在に至る,と。
まだ根付いていないようで,ワイヤーで固定されていたけれどな。
日本にも被災した木や被爆した木があるけど,植物の生命力と言うのは素晴らしいものだな。
この広場には,二つの大きなプールがあった。
それぞれ,タワーが立っていた場所に作られているようだ。
壁面に沿って水が流れ落ち,大きな滝のように見える。
残念ながら,9/11記念博物館は,この時はまだ工事中だった。
どうやら,来春(2014)に開く予定らしい。
ガラス張りなので,中の様子が窺えた。
中には,Tridents(トライデント・三又槍)と呼ばれる柱状の物が立てられていた。
これは,ノースタワーの壁面を飾っていたものだそうだ。
雨が今にも降り出しそうな天気にも拘らず,多くの人が広場にはいた。
プールを取り囲む縁には,犠牲者のお名前が刻まれていた。
ここに刻まれた名前は「meaning adjacencis」で並べられているそうだ。
つまり,隣接する方同士には何らかの関係性があるということだな。
更には,遺族の希望も考慮されているらしい。
思うに,それはとても複雑で困難な作業だったに違いない。
プレートには,日本人や日系人らしき名前も多く見られた。
それを見た瞬間,あの夜の記憶が蘇って来た。
~あの夜,テレビを見ていて,突然,速報が流れた。
次の瞬間,映画の中のような映像が目に飛び込んできた。
事態をよく把握できないまま,寝ている家族を揺り起こし,大変な事が起きたっ!と叫んだ。
何度も何度も繰り返し流される画像をじっと見つめた。
どうしてこんなことが・・・。
その一言を何度も繰り返しつぶやいた。~
・・・あぁ,そうだ。
これは,決して 「遠い国」 の出来事ではなかったのだ,と。
献花された白いバラが,ぼんやりと光って見えた。
こういった記念碑や広場を作ることに賛成でない人も居ると思う。
だけど,この広場に行かなければ,ここで起きた事が自分には程遠い「テレビの中の出来事」と感じてしまっていたままだったかもしれないと。
最後に,この悲劇で亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。