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ここは旧blog ぼくと「かえる」日記 の移転先だぞっ♪
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契約内容の変更とか色々あってblogを統合することにしたんだ。
で,2017年6月18日をもって 旧blog ぼくと「かえる」日記の公開を終了し,移転後のこちらを残すこととなったんだ。
現行blog ぼくと「かえる」日記2 も宜しくお願いするんだなっ
みんなには,バタバタ続きで,nice!も消えてしまったり ↑ で,ご迷惑をお掛けしてしまい本当に申し訳ない。
これに懲りずに,これからもお引き立てのほどをお願いするぞっ♪
Spring Trainingを観戦してきたぞっ♪ [Arizona 観光 人気スポット]
サッカーもいいけど,野球も捨てがたいっ!
どっちも観戦だけなんだけどな。
と言う訳で,野球観戦に行ってきたぞっ♪
先日,近くの街で野球の試合があったんだ。
日本で言うところのオープン戦っていうのかな?
こっちではSpring Trainingって呼ばれてるようだけど,チケットは売り切れたらしい。
何故って・・・
ドジャーズの試合だったからだ。
馴染みのある名前を発見して,思わず写真に撮る。
テロへの警戒もあってか,やっぱり色々と制限があるようだ。
まずは,上の選手リストの手前で,一旦,荷物のチェックを受けた。
栓の空いているボトルの持ち込み制限と,チケットを持ってるかどうかをチェックしていたようだな。
それと,大きなバッグやリュックは中を見せてた。
スマホはいいけど,パソコンとかの持ち込みは引っかかるかもしれない。
駐車場にはすんなり入れたけど,このチェック待ち行列は15分くらいかかった。
此処から球場までの間に選手にサインを貰ったりできる場所があるようだ。
殆ど子供だったけどな。
球場のすぐ前で,チケットの発券と2度目のセキュリティチェック。
スマホ画面を見せると読み取り機で読んで発券してくれる。
ここのセキュリティ・チェックはさっきと違って,しっかり見てるようだ。
鞄の中身を出されてた人もいたので,荷物の多くなりがちな人は気を付けた方がいいぞっ♪
ここを超えると,レプリカユニフォームとかを売ってる店や食べ物のスタンドがある。
少し曇ったり急に強烈な日差しがさしたりと変な天気だ。
ホットドッグと飲み物を買ったけど,残念ながらあまり美味しくない。
飲み物は,普通のカップとsouvenir cup(お土産用カップ)とあったぞっ♪
席について,試合開始を待つ。
1時間前についたけど,結構いい時間になったようだ。
みんなも気づいてると思うけど,お目当ては前田健太選手。
(ネット裏なので写真が見え難くて申し訳ない)
ちょっと緊張してる?
双眼鏡で覗くとよく表情が見えて,口を真一文字に結んでいた。
↑ 因みに対戦相手は,アリゾナ・ダイヤモンドバックス。
しかし・・・見事に青い。
赤っぽい人は,多分,ダイヤモンドバックス(ご当地アリゾナ)のファン。
久しぶりの野球観戦,始まったばかりなのに手に汗握るなっ♪
しかし,本当にここはアリゾナか?
多分,この球場がドジャーズの物だからだろうけど。
それにしても赤い人が少なすぎて,変な感じがする。
途中,口元が少し笑っているように見えたので,緊張は解けてきたんだろうなっ♪
みんなもニュースで知ってるだろうけど,早めに降りちゃったけどな。
結局,7回が終わって出てきちゃった・・・。
だって,渋滞に巻き込まれたくないし・・・。
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では,お土産紹介。
どこに行っても大抵あるのがマグネット。
値段もお手頃な事が多いし,重くないのでお土産にお勧めだ。
こちらは,お土産のちょっと小さ目のボール。
使い道?
折角なので,部屋にでも飾ろうかな?と思い購入。
犬の玩具にならないように気を付けないといけないな・・・。
お土産を買う為の列も長いので,時間には余裕を持って動いた方がいいぞっ♪
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球場を出て,池沿いの道を歩く。
あんな所にダイサギ?
ぷ,ぷぷぷっ・・・
ひょっとして池の主?
まぁ,よくある光景だけど,ちょっと数が多くて面白かった。
周りにいるのは鵜の群れだ。
【おまけ】
日本もすぐに春休みだろうけど,こっちは今春休みだ。
そ んな訳で,電光掲示板もSpring Break バージョンになってたぞっ♪
みんなも運転にはくれぐれも気を付けてくれよっ♪
低いテンション。遠い1.5マイル。 ~グランドキャニオンへの旅。その5。~ [Arizona 観光 人気スポット]
申し訳ないけど,今月中は不定期更新になるかもしれない。
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グランド・キャニオン3日目。
今日も朝からトレイルへ向かうことにしたぞっ♪
今回やって来たのは,Bright Angel Trail(ブライト・エンジェル・トレイル)だ。
ビジター・センターから前回紹介したリム・トレイル沿いに歩いて行ける場所にある。
朝早いから人が少ないな。
折角なので,谷の方を覗いてみる。
隙間からコロラド川が見えた。
大量の土砂を運ぶ為,綺麗とは言い難い色合いだ。
でも,この流れがあったからグランド・キャニオンができたんだよなぁ~。
すごいなぁ~。
なんとなくやる気が無さ気なのは,昨日の疲れが残っている為だ。
ついでにファントム・ランチを・・・・
あ~,昨日より綺麗に見える気がする。
建物もはっきりわかるし,宿泊客らしい人の姿も確認できた。
すごいよなぁ~すごいなぁ~。
足が痛いから頼まれても行きたくないけど,やっぱりすごいなぁ~。
テンションがファントム・ランチ辺りなので,なかなか歩き出せない。
トレイルは続く~どこまでも~。
そうこうするうちにBright Angel Lodgeの宿泊客っぽい人が増えてきた。
こちらもファントム・ランチと同じく,予約が取りにくいロッジ(キャビン有)の一つだ。
公園内にあって,尚且つトレイルの目の前なので,観光にはとっても便利だ。
ただ,お風呂無しの部屋*があるらしいので,お子さん連れで行く時は気を付けた方がいいな。
*共用のシャワールームが使えるそうだ。
すぐ脇には,ミュールの案内看板があった。
ひょっとして,仕事が無い時はここにいるのかな?
足跡は無数にあったけど,残念ながら一頭も居なかった。
すぐ裏にはバス停もあって,交通の便もいい。
ハイキング日和の青空が広がっている。
そろそろ行こうか・・・
こんな感じの緩やかな坂ならいいんだけど,そんな訳ないよなぁ~。
あのトンネルまで行ったら帰ろうかな
端っこへ行って覗きたくなる気持ちは分かるけどな。
・・・やっぱりスイッチバックか
昨日よりは難易度が低いとの噂だけど,そんな甘い訳がないよなぁ~
青い鳥発見!
Western Scrub-Jay(アメリカカケス)だな。
名前の通り低木の雑木林とかで見つかるようだ。
この辺りは低木と言うより草っぽいけどな。
ひょっとして,幸先いいのかな?
昨日と違って,砂が白っぽいな。
途中にはごつい氷柱があった。
日陰はちょっと寒い。
歩き始めだから,余計に寒く感じる。
下の方に目をやると,地層の変わり目が見えた。
ってことは,もう少し先に行くと,再びきな粉餅か・・・。
色合いがこの辺りから変わるようだ(白っぽい色→赤っぽい色)
大して歩いていないつもりだったけど,帰りが不安になる絶壁。
いい天気だけど,影になっているのでとっても寒い。
この辺りで,登って来た人数組とすれ違う。
早朝から歩きに来ていたそうだけど,息が上がってる人が多いのが気になる。
「し・・・下へ,行き過ぎた・・・・・・」
アジア系の女の子は,返事も辛そうに前傾姿勢で答えてくれた。
あ~,数時間後の自分を見ているようで怖いな
下の方に建物が見えるけど,このペースであそこまで行けるかな?
相変わらず日陰なので,道端には残雪が残っていた。
果てしなく続くように思えるトレイル。
結局,時間切れでさっきの小屋(トイレ?)までは辿り着けなかった。
もう一泊しないと無理だなぁ~。
そんな訳で,登り始めたんだけど,やっぱりキツイ。
サウス・カイバブ・トレイルよりも,道中,鳥との遭遇が多かった気がする。
偶然かもしれないけどな。
こんなことなら,大きなカメラを持って行きたかったなぁ~。
でも,もし持って行ったら,距離が稼げないだろうし。
実に,悩ましい
立ち止まっていれば,近くまで来てくれるようだ。
目も覚めるような鮮やかな青。
できることなら綺麗な写真を撮って,殺風景な部屋に飾っておきたい!
でも,こんな時に限って手振れを起こす
(正確には手振れと言うより,息が上がっていて体が揺れてる)
でも,昨日のトレイルに比べれば,ここは楽な方だった気がする。
たった2.4㎞なのになぁ・・・。
あれっ、難易度 difficultじゃないかっ!?
なので,サウス・カイバブより楽だった気がするって言ったのは訂正しておくぞっ・・・。
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本当に,あっという間の2泊3日だったな。
日ごろの行いがいいせいか,天気にも恵まれた方だし
翌日にグランド・キャニオン入りした知り合いは,大雪で坂を登れなかったりして大変だったそうだ。
と言う訳で,冬にグランド・キャニオンに行く人は,天気予報をしっかり見て出かけてくれよっ♪
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と言う訳で,今回で,一応,グランド・キャニオンのお話は終了だ。
鳥の写真が少しだけあるんだけど,余り出来栄えが良くないんだな。
まぁ,ネタ切れしたらUpするかもしれない。
食べ物blogらしく食べ物系の話をUpしようかなぁ?とは思うけど,予定は未定だ。
では,次回をお楽しみにっ♪
鴇色に染められて。 ~グランドキャニオンへの旅。その4。~ [Arizona 観光 人気スポット]
サウス・カイバブ・トレイルから戻って来たけど,何をしよう?
時間が中途半端なんだな。
まずはコーヒーとおやつでも買ってこようかな?
と言う訳で,朝のお店でマフィンと温かいコーヒーを買ってきたぞっ♪
ベンチ脇の岩には様々な鳥の絵が描かれていた。
ベンチは少しひんやりするけど,ハライッパイでちょっと気分がいいなっ♪
こぶしよりも大きなマフィン。
普段はこっちの甘過ぎるマフィンを丸ごと食べたりはしないんだけどな。
山だからか,疲れたからか,この甘さがとっても美味しかった。
では,散策を再開しよう。
甘い物を食べたとはいえ,もう夕方なので谷を降るのは危ない。
と言う訳で,もこもこ装備のまま,リム沿いの道を歩き始める。
思った以上に景色がいい。
リム沿いの平坦な道なので,老若男女沢山の人がお喋りをしながら歩いている。
子供たちが足元を走り抜け,ベビーカーを押す人もいた。
ビジターセンターから離れるにつれ,人が少なくなってきた。
綺麗に舗装されているけど,ここはRim Trail(リム・トレイル)と言う歴としたトレイルのようだ。
崖っぷちで寝転がってセルフィで写真を撮っていた人がいたけど,やめた方がいいぞ。
時々,強めの風が吹いくので,バランスを崩しそうになっていた人もいたし・・・。
暫く歩いていると,また,人が増えてきた。
何を見ているんだろうか?
縁から谷を見下ろし指差す人に混じって覗き込む。
あの辺だけ,周囲と色合いが違う。
目を凝らすと建物があるのが見えた。
ひょっとしてPhantom Ranch(ファントムランチ)・・・?
きっと一生行く事がないファントム・ランチの屋根は,やっぱり遠く感じる。
片道12キロ以上の道のりだからなぁ~。
所要時間は,下りが約3~6時間。
きっと,みんなは「復路は倍の時間がかかる」って書いたのを覚えてるだろ?
そう,帰り道は6~12時間の登り坂だ
早朝に宿の人が起こしに来てくれるそうだけど,日暮れまでに登れる自信が無い。
もしも日が長いとしても,12時間も歩き続ける自信は皆無だ。
そんな訳で,一生行く事が無いと思う。
その話は置いておくとして,これが博物館かな?
Yavapai Geology Museum(ヤバパイ地質学博物館)
外から見ると小さな建物だったけど,なかなか見ごたえのある展示だったぞっ♪
地質学の研究をしている人なら,楽しくてたまらないのかも。
グランドキャニオンの地層の断面図模型。
これを見れば,専門用語の英語が分からなくてもイメージできる。
どこかの子供が前に立って背比べをしていて,ちょっと笑った。
グランドキャニオンでは沢山の化石も発見されている。
トレイルを歩く間,化石が埋まってないかなぁ~と思いながら歩いていた。
勿論,見つからなかったけどな。
万が一,発見していたらすごく嬉しいだろうけど,勝手に発掘したら罰金だって・・・。
そう考えると,うっかり触っちゃう可能性大なので,見つけなくて良かったかもしれないな。
石の比較も実物が展示されているので,見比べやすい。
ここはとっても眺めがいい博物館なんだけど,どうやら向こうに橋が見えるようだ。
・・・って,遠くて見えないぞ。
双眼鏡で覗いてそれらしいものを見つけたので,コンデジを構える。
どうやら,写真の真ん中辺りに見える黒っぽい線が橋らしい。
デジイチで撮るとこんな感じだ。
ちょっとだけ見易くなった?
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途中で日没写真でも撮ったら帰ろうと,来た道を戻り始める。
肌寒くなってきたけど,まだまだ人は多い。
寒がりでないなら,日が沈むまではウィンドブレーカーとかでも良さそうだな。
勿論,「かえる」はミシュランマン状態続行中だ。
時刻は17時。
到着したばかりのツアー客かなぁ?
妙に中国系の人が多くて,ここはチャイナタウン?と錯覚しそうになる。
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ゴミは分別してリサイクル。
最近はアメリカでも,ゴミを分別するところが多くなってきた気がする。
このBig Belly Solar Syetemは,ソーラーパワーでゴミの量をモニタリングし,圧縮してるんだって。
近所でも見かけるんだけど,日本にも輸出されてるようだ。
ゴミ箱もスマート化かぁ~
そのうち「ゴミ箱にも劣る人」とか言うレッテル貼りとか出てきそうで怖いな・・・
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気を取り直して,日没写真でも撮りに行こう。
特に何でもない隙間から撮った夕日の様子。
木が生えてるだけなのに絵になる気がする。
カメラを構えていると,人の気配が・・・・・。
横目で見ると,脇には見知らぬおじさんが同じようにカメラを構えて立っていた。
け,結構びっくりしちゃったぞっ!!
写真を撮り始めた時は,みんな素通りしてたのになぁ・・・。
いつまでも立ち止まっていても寒いので,歩き始める。
ノース・リム?が夕日に照らされてオレンジ色に染まっている。
空も綺麗に焼けている。
朝から足が攣りそうになるし,爪は剥がすしで,一時はどうなる事かと思ったけど,充実した一日になったな。
ふと見上げれば,空の色はより複雑な色合いに変っていた。
駐車場から見た空の色は,茜色ではなく鴇色。
ほぼ見たままの色合いが写真に映り込んだ。
グランド・キャニオンで過ごせるのは,あと半日。
それにしてもハラガヘッタな・・・
「~グランドキャニオンへの旅。その5。~」へ続くっ♪
トレイルに挑戦! ~グランドキャニオンへの旅。その3。~ [Arizona 観光 人気スポット]
【注意】
このサウス・カイバブ・トレイルの難易度は,上級者向けだそうだ。
冬で天候が安定していたからよかったけど,夏なら最初のポイントで止めたと思う。
夏は30度位まで気温が上がるそうだし,谷底の方が暑いようだ。
勿論,直射日光を遮るものも少ない。
(まぁ,既に最高気温30度を出したPhoenixよりはマシだけど)
体力に自信がある人の方が救援を頼む事が多いそうなので,決して無理をしないようにしてくれよっ
では,サウス・カイバブ・トレイルの続きだぞっ♪
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年間500万人が訪れるというグランドキャニオン。
でも,殆どの人は谷を下るトレイルを歩かないそうだ。
不測の事態の時は救援を頼むことはできるけど,そうならないよう準備はしっかりと。
楽しい旅行が台無しになっちゃうしな。
因みに費用は自己負担だ
mule(ミュール,騾馬)が来たらトレイルの内側へ寄って,ガイドの指示に従うことって書いてあるな。
ライド・ツアーがあるのは知ってるけど,すれ違うことってあるのかな?
最初のうちは,スイッチバックのジグザグの急な坂道のようだ。
(左下に少し見えるような,折り返しながら降りていくトレイルだぞっ♪)
→
まだまだ余裕なのでどんどん写真を撮る(トレイルヘッドから約5分)。
最初の内は,カメラを構える時間と歩いている時間が同じくらいだったかもしれない。
右下に人がいるのが見えるかな?(トレイルヘッドから約20分)
グランドキャニオンは登山と違って往路は下り坂だ。
先を歩く人の姿を見下ろしながら谷を目指すことになるんだ。
まずは,最初のポイントOoh-Aah Pointを目指す。
約40分で最初のポイントへ到着!
Ooh-Aah Point(ウーアーポイント)。
ここまで来ると,随分と谷の方へ下って来たって感じがするな。
奥に見えるのはO'Neill Butte(オニール・ビュート)。
ビュートと言うのは,アリゾナとかでよく見られる台地が浸食されて孤立した丘のようになった場所の事。
セドナで紹介したメサも台地が浸食されて残ったものなんだけど,これの浸食が更に進んだものがビュートと言う訳なんだ。
日本の地形的に,山って言うのは隆起したものだと思ってしまうけど,色々あるんだな・・・。
この辺りから,砂が赤茶けた色に変ってくるようだ。
この砂地,予想以上に曲者で,踏み込む度に舞い上がる。
靴の中へも入り込むし,暖パンの裾は赤茶色になるし,たまに凹みがあって足を取られる。
まるで,きな粉餅になった気分だ。
(あぁ~,信玄餅食べたいなぁ~)
階段の段差も当然まちまちなので,写真を撮っている余裕が無くなってきた。
トレイル脇の枯れ木を使ったオブジェに癒される。
ちょっと休憩して,いい眺め・・・・・
って左の方にトレイルが見えるけど,かなりきつそうだ
あそこまで行けるのかなぁ?
約20分かかってなんとか到着・・・・・・
2つ目のポイントCedar Ridge(シーダーリッジ)だ。
トレイルヘッドから歩き始めて1時間半近くかかってしまったな。
(うち30分くらいは写真を撮ってたんだけどな)
復路は倍の時間がかかるというけれど,2時間も登り続けることを想像したらどっと疲れが出てきたぞ。
トレイルヘッドとの標高差約360メートル,ついには出発点を見上げるようになっていた。
因みに,ここシーダーリッジにはトイレが3つがある。
俗にいうぼっとん便所というものなので,においがキツイ個室もあった・・・・・
こんなことを書くと抵抗がある人もいるだろうけど,次のポイントにはトイレなどの施設がないそうなので,まぁ・・・頑張ってくれ。
トイレ休憩も済んだので,もう少しだけ歩くことにしたぞっ♪
途中ですれ違ったアメリカ人のおばさんに粋がって「スケルトンポイント(3つ目のポイント)まで行きたいんだ!」って大見得切った手前もう少しだけ頑張りたい。
「まぁ,多分無理だけど」とは言ったけどさ・・・。
だらだらと歩き始めると向こうからミュールがやって来たぞっ!
距離があるうちに写真を撮り,邪魔にならないよう壁側に寄る。
どうやらミュール・ツアーのようだ。
ガイドさんを先頭に,ゆっくりと歩を進めるミュールたち。
でも,想像したよりはずっと早い速度で登り坂を進んで行く。
このミュール・ツアー,人気のアトラクションだそうだけど,英語力が無いと参加できないそうだ。
アメリカ人曰く,乗馬経験が皆無だと申し込んでも許可されないとか・・・。
(どうやら乗馬用語がネックのようだ。)
ノース・リム(冬季は閉園)にはミュール・ライド体験があるそうなので,興味のある人はオープンしている時期に北側へ渡ってみてもいいかもしれないなっ♪
どこまでも続く赤い砂地の道。
複雑な色合いの地層を眺めながら,一息つく。
靴紐にまで砂が入り込んだようで変色している。
時計を見ると,もう11時半だった。
カメラを触りながら,だらだらと降りてきたので,2時間近くかかってしまったぞ。
O'Neill Butte(オニール・ビュート)を眺めながらポテチ。
途中で足の爪を痛めてしまったようだ。
登山をする人は経験があるかもしれないけど,下り坂で靴の中で足が滑っていたんだな
トレッキングシューズを持って来るべきだったと後悔するけど,もはや手遅れ。
踏み込む度に違和感を感じるけど,歩くしかない。
と,本日2回目のミュール。
今回はアトラクションではなく,物資を運ぶミュールの一団。
このトレイルのず~~~っと先にあるPhantom Ranch(ファントム・ランチ)の宿泊者の為に食糧や雑貨を届ける役割をしているそうだ。
因みにこのPhantom Ranch,13か月前の予約開始と同時に埋まる程の人気の宿。
グランドキャニオンでハイキングする人達の憧れの場所なんだって。
しかし,はっきり言って,そこまで辿り着ける体力は無い。
パウダー状の赤土にはミュールの蹄の跡がくっきりと残っていた。
足も痛いし,坂道を登っているので,当然進まない。
次々に,後から来る人に追い抜かれ,水戸黄門のテーマが頭の中を流れ続ける。
泣きたくはならないけど,正直,足が痛い。
あ・・・鳥さん発見!
しかし痛恨のミス!
コンデジでは撮れない!
尻尾の縞々模様から推測して,Canyon Wren(ムナジロミソサザイ)かな?
だらだらと休憩がてら歩くと,意外と動物を発見できるようだ。
崖っぷちに佇むリス。
ふっさふさと言うより,もっこもこな感じだな
背中しか見せてくれなかったけど,Rock Squirrelのような気がする。
手持ちのフィールドガイドによれば,グランドキャニオンには7種類のリスがいるようだ。
往路と同じ道なのに,降りる時には気付かなかった野草にも目が留まる。
cliffrose(アルメリアの仲間)の綿毛?
見慣れない鳥も発見!
後で調べたら,NCでも見かけるDark-eyed Juncoだった。
・・・頭に覆面被った茶色っぽい体のイメージだったけど,東と西で色が違うようだ。
こちらもコンデジの限界を感じる程度の証拠写真のみ。
体力が無いのが残念で仕方ない
暫く歩いていると,先程とは違う個体を見つけた。
Dark-eyed Juncoと言えば覆面をしたような黒い顔,と思っていたので,なんだかしっくりこない。
参考画像:何年か前にNCで見つけた個体。
しかし,この太陽が人を殺しにかかっているアリゾナで,あんな黒い頭は自殺行為に違いない。
そう考えると,色が淡いのは環境に適応したってことだかもしれないな。
メンデルのそら豆の事を考えているうちに,段々と終わりが見えてきたぞっ♪
あともうちょっと・・・。
・・・・・・・・は。
・・・・・ははは。
やっと戻って来れた・・・。
途中で足がつるかと思った。
朝からハードな一日になったな。
正直,すがすがしい気分にはならなかったぞ・・・。
只々,無事に戻って来れてよかった,という思いでいっぱいの「かえる」だった。
【追記】
前回の記事で書いたけど,この辺りは自家用車は進入禁止区域だ。
帰りのバスを待っている間に車が入って来たんだけど,レンジャー?に見つかって揉めていた。
どうやら,近くに停めていた車を回収する為に人を運んできたようだったけど,車から降りるように言われ,レンジャーは書類に何かを記入していた。
ついうっかりで,罰金を払う事になるかもしれないので,気を付けてくれよっ♪
標高2200メートルの朝。 ~グランドキャニオンへの旅。その2。~ [Arizona 観光 人気スポット]
グランドキャニオン2日目の朝だぞっ♪
朝暗いうちに起きたけど,ホテルのラウンジは超満員。
仕方なく,朝食抜きで駐車場へ向かったんだけど,トラブル発生!
ドアもトランクも凍りついて開かない。
フロントもリアも完全に凍りついて,ワイパーはガチガチに固まっている。
扉はじきに開いたけど,前が見えない・・・
予想以上に時間がかかっちゃったな。
日の出の時刻は7時半少し前だけど,このままじゃ間に合わない。
はやる心を抑えながら,先へ進む。
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エントランスでは,昨日のレシートを提示しなくちゃいけない。
通常なら外から見える筈なんだけど・・・
貼りつけた辺りはまだ薄く凍ってる!!
慌てて引っ剥がそうとすると,係りの人は「Go!Go!!」という掛け声と共に手を振り回す。
多分,この時間は日の出狙いの観光客が来るって知ってるからだろうな。
(フロントガラスの上の方でなく,下の方に貼っていれば見えた気がする)
好意を無駄にしては…と思うけど,薄暗いし安全運転第一だ。
あ~朝日が昇って来てる
やっとのことで駐車場へたどり着いた時には,僅かだけど太陽が顔を覗かせていた。
間に合わなかったのか~
と思ったけど充分綺麗だった。
日の出予定時刻から5分経っていたけど,丁度良かったのかも
朝日が周辺を徐々に照らしていく。
赤土の崖はその鮮やかさを増す。
新しい一日が始まったな
昨日と同じくMather Point周辺には,今日も沢山の観光客。
アジア系の人が多いな。
ツアーっぽい日本人のグループもいた。
最近の60代70代(?)の人は元気だなぁ~と,感心しちゃったぞ。
日の出から約30分で辺りは穏やかな様子になってきた。
さて,さすがにハラがヘッテきたぞ。
やって来たのはビジターセンター脇のBright Angel Bicyles and Cafe。
棚からサンドウィッチを取り,コーヒーを注文する。
ちょっと混んでたから10分くらい待ったけど,朝食getだぜっ♪
スイスチーズとハムにレタスのシンプルなサンドウィッチ。
マヨとハニーマスタードをたっぷり塗って,いっただきま~す♪
ビジターセンター前のマウンテンライオンの像。
動物園に行ったら見られるんだろうか?
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では,バス停へレッツゴー!
グランドキャニオンのSouth Rim(サウス・リム)にはシャトルバスが走っていて,観光客や宿泊客は無料で利用できるんだ。
路線が色分けされているので,とっても分かり易い。
勿論,「一部区間」を除いて自家用車でも移動できるけどな。
で,今から向かう先はその「一部区間」なので,車を駐車場に停めてバスで移動だ。
シャトルバスは窓が大きく,車内は明るく清潔な感じだ。
明るい時間帯は15分おきに運行しているようで,使い勝手もいい。
オレンジルートのバスに乗ってやって来たのはSouth Kaibab Trail。
トレイルヘッドの注意書きを読んでいると,後ろにいた南米系のお兄さんたちが「水持ってきてないよ・・・」と困り顔。
夏は当然だけど,冬でも乾燥するからなぁ・・・。
結局,彼らは写真だけ撮ってまたバス停の方へ戻って行ってしまったぞ。
さて,重装備できたから寒くても大丈夫!
水と赤牛とシリアルバーとポテチも持ったし,行くぞっ!!
と意気込んだけど,ちょっと長いので,次回に続くっ♪
South Kaibab Trailからの眺め。