尻尾ふりふり♪

いつものように近所の川沿いの道を散歩してきたぞ。

冬の空気は冷たくて澄んでいて気持ちがいいけど，意外と日差しが眩しいのがネックだ。

あ～，サングラス欲しいかもしれないな・・・・・。

 

川原の石が白っぽいのもあって，目を斜め下に向けてもやっぱり眩しい。

目を細めながら歩いていると，何がが動いているのが見える。  

 

  

　　　　　　　　　　　　　　　あぁ，セキレイだな？

決して暖かい訳ではないのに，いつにも増して元気そうだなぁ～。  

 

その落ち着きの無い様子は，どうみてもセキレイ以外の何者でもなかった。

　　

　　　　　　尻尾をふりふり，ちょこまかと，かなりのスピードで走り回る。 

　　　　　　一体何をそんなに急いでいるのか？っていっつも気になる。

 

でも，この日はちょっと様子が違ったんだ。

　　

　　　　　近くに寄ってきては，立ち止まり，「ちらり」とこちらを見るんだ。

 

おや，このセグロさんは・・・

・・・人間を余り恐れていないというか・・・単に好奇心旺盛なのかな？

 

っていうか，そんな流し目攻撃されても，餌は持ってないぞ。

  

 

明日から真冬のように寒くなるそうだけど，川原にいる鳥たちは大丈夫なんだろうか？

こたつに入って，みかんを食べながら，あの日出会ったセグロセキレイの事が気になって仕方ない「かえる」だった。

白眉（はくび）じゃなくて，白眉（しろまゆ）。

あぁぁ～～～，また失敗したっ！！

ピントを合わせれない・・・。

  

　飛んでるっていうか，飛ぼうとする鳥を撮るのって難しいなぁ～。

大きさと方向とスピードによるんだろうけどな。

 

そう言えば，最近飛んでいる写真を撮ろうと頑張ってるんだけど，何しろスピードが速くて速くて速くて，いっつも綺麗な空が写ってるだけなんだ。

で，練習として「もう少しゆっくり目の動きをするもの」と思って，頑張ってみた。

それが１枚目。

やっぱり無理だったので，諦めて大人しく藪の中で待機することにしたぞ・・・。

蚊が寄ってくるから長時間は無理だけど。

 

おっ，花道に出てきた出てきた♪

レンズを覗いて，初めて気がついた。

  

　　　　・・・・・・これは・・・どなたかのお子さんですか？

色が淡いけど何だろう？と思って待ち構えていたら，どうやら子供だったようだ。

羽色も淡いけど，口元がスズメの雛と同じように「への字」になっている。

 

しっかりとした後ろ姿は大人のセキレイに負けてないけど，やっぱりねずみ小僧色。

  

 

胸の辺りも灰色まで行かない程度のぼやけた色合いだけど，眉毛（？）はできているんだな♪

  

それにしても，流石セキレイの子供，走り出すと速いな。

２メートル程の間をノンストップで走り抜けるから，こっちに向かってこられると，またまたピントが合わない。

お蔭で，意外と苦戦させられた。

 

さて，ところでこの子はセグロセキレイの子供であってるんだろうか？

勝手にセグロと思い込んで話を書いたけど，間違っていたらごめん・・・。

 

そう言えば，同じ日にコアジサシを見かけて，写真を撮ろうとしたんだ。

でも，やっぱり「かえる」の小さな手では，シャッターボタンを押すタイミングが間に合わなかったようだけどな。

まぁ・・・・ネタも無いので，次回はその時のピンボケ写真をUpするつもりだ。