* * * * * * * * * * * * * *
ここは旧blog ぼくと「かえる」日記 の移転先だぞっ♪
* * * * * * * * * * * * * *
契約内容の変更とか色々あってblogを統合することにしたんだ。
で,2017年6月18日をもって 旧blog ぼくと「かえる」日記の公開を終了し,移転後のこちらを残すこととなったんだ。
現行blog ぼくと「かえる」日記2 も宜しくお願いするんだなっ
みんなには,バタバタ続きで,nice!も消えてしまったり ↑ で,ご迷惑をお掛けしてしまい本当に申し訳ない。
これに懲りずに,これからもお引き立てのほどをお願いするぞっ♪
海辺の歌舞伎者。 [Ring-billed Gull クロワカモメ]
先日予告したように,Savannah(サバンナ・サバナ)で見た鳥を紹介しようと思う。
日本に戻ってから図鑑を調べたんだけど,カモメって分かり難いなぁ~。
名古屋辺りだと,殆どがユリカモメだから分かり易いんだけど。
では,Ring-billed Gull クロワカモメを紹介するぞっ♪
さっき,カモメ類の判別が難しいって書いたけど,実はこの成鳥は分かりやすいんだ。
何しろ,Ring-billedはいう名が示す通りくちばしにリングのような輪があるんだ。
日本名のクロワカモメも,きっと同じように付けられた名前だろうな・・・。
どうやら,Savannahの沿岸部では,越冬をする為に集まってくるようだ。
(近年,日本にも群れがやってくるようになったそうだぞ。)
そう言えば,カモメ類と言えば,その鳴き声によくびっくりさせられるよなぁ~。
文字で書くのは至難の業だけど,「アヒィーア アァアァアァアァア・・」と金切り声というか,ひっくり返った声で鳴くんだ。
そのうえ,群れで行動するので,1羽が鳴き出すと周囲でも鳴き出して大変だったぞ。
まずは(多分)1st winterの写真だ。
まだ,くちばしは先が黒っぽくて,全然リング(輪)になっていない。
それって子供?と思うかもしれないけど,子供はもっと全身が茶色っぽいので,子供とはちょっと違う。
彼らは,換羽でその外見を変えながら,約3年かかって完全な成鳥になるようなんだ。
お次は,もうちょっと成長した感じで,多分,2nd winterだと思う。
くちばしの先っぽの黒が落ちてきて,少しリングの形が出来ているのが分かる。
そして,つぶらな瞳も2ndまでの特徴なんだ。
これが更に成長すると・・・
えっ,別モノじゃ・・・・って思いたくらいの変貌ぶりだ。
目の周りには赤い隈取り,くちばしにも赤いラインが見える。
あのつぶらな瞳はどこへやら,黄色い虹彩は肉食系の証なんだろうか?と思うくらいの迫力だ。
(魚,昆虫,ネズミ等の他に穀物類やゴミを漁ることもあるそうだぞ。)
そして,尻尾には,くっきりとした白い模様が浮かびあがっている。
最初は3rd winter?と思ったけど,どうなんだろう?
尻尾のすぐ下の部分の羽で判断するようだけど,難しいなぁ~。
ちょっとピンボケなんだけど,上の写真を拡大してみた。
もっと綺麗な朱というか,赤色になるようなんだけど,光の加減か個体差か時期の問題かは分からないけど,オレンジっぽい感じに写ってた。
この写真を撮ったのは3月20日だったと思うので,まだ冬羽。
残念なことに,あまり綺麗なリングじゃなかったけど,個体によって差が出るんだって。
それに,繁殖期頃にはリングがぼやけたり,細くなることもあるそうだ。
顔は真っ白ではなく,すこし茶色っぽい羽が混じっているのもクロワカモメの特徴だ。
で,同じ日?に撮った写真なんだけど,何故か上のクロワカモメよりも顔全体が白っぽく見える。
まるで,歌舞伎役者と同じく赤い隈取りと口紅をひいたように見える。
(多少の補正はしたけど,もともと白っぽい個体だったんだ。)
それに,何気ない首の振りが見得を切るように見えなくもない。
なんでも,5~8月に繁殖期を迎えた時に,顔の色が ↑ の写真のように白っぽくなるんだって。
個体差もあるんだろけど,ひょっとしたら下のクロワカモメの方がより成熟してるのかもしれないなぁ~。
日本では約十年前に初上陸(越冬)?したらしいクロワカモメ。
毎年同じ場所へ戻って越冬する習性があるそうなので,これからも越冬する為にやってくるんじゃないかな?
いつか,名古屋の近くでも見つけることができるんだろうか?
ちょっと楽しみだったりする「かえる」だった。