虫注意！

え～と，最初に断っておくけど，小鳥っていうのは虫を主食としている事が多いんだ。

なので，虫が苦手な人は，折角遊びに来てくれたのに申し訳ないけど，「戻る」か「閉じる」かして欲しい。

 

 

 

この間紹介したツグミモドキにも眉毛が生えていたのを覚えてるかな？

まぁ，本当の眉毛っていう訳じゃないんだけど。

目立った特徴があると，写真がちょっと位ボケていても判別がつくから助かるな♪

（だからピントを合わせきれなくてもシャッターを切るんだろうけどな）

と言う訳で，今日紹介する鳥も眉毛が特徴的だぞ。

 

 

再び，虫注意！

 

では，本題へ。

 

 

 

木の中から鳥の鳴き声が聞こえるな。

ちゅぴちゅぴちゅぴちゅぴ・・・・・

遠くからのようだけど，結構，響く声だな。

 

どこで鳴いてるんだろう？

 

確か・・・この声は小さな鳥，名前は忘れちゃったけど，あの眉毛鳥だった気がするなぁ～。

 

と，カサカサと茂みの中を何かが動く音がする。 

あ，みっつけた♪

  

何をしてるんだろう？

木の枝か蔓でも引っ張っていって巣でも作るのかな？

日本では，春になるとカラスが木の枝のようなものを集めていくだろ？

こっち（NC）でも，小型のカラスが同じように小枝を引っ張っている様子が見られるんだ。

で，そんなふうに思ったけど，実は，この鳥の巣の形状を全く知らないんだな・・・。

 

ん？

良く見ると，巣じゃなくて・・・・・食料，の方かな？

一度口から離して，くわえ直したぞ。

 

  

　引っ張ってみたり，左右に揺すったりして，まるで遊んでいる様にも見えるな。

 

ぴろろろ～ん，と伸びたそれは，どう見ても何かの幼虫（芋虫？）だった。

  

　　　　　　　　　　　　　　　あぁ・・・それ，美味しいんだろうか？

 

すっごく気になるけど，正直，試食をしたいとは思えない。

 

小さな体に似合わない良く響く声の持ち主・・・・・あ，思い出した。

Ｃａｒｏｌｉｎａ　Ｗｒｅｎ　チャバラマユミソサザイ（「マユ」抜きのチャバラミソサザイでＯＫかも？）だ。

写真では，色合いがちょっと黄色に寄ってるけど，眉毛と喉元はもっと白っぽい。

小さいって書いたけど，図鑑には５．５インチって書いてあったので，約１４センチだな。

こうして庭にやって来る鳥を観察していると，アメリカの鳥にも地味目なのが居るんだなぁ～と気づいたりする。

 

向こうは，もう一面花粉で緑色に染まってるだろうな。

あんな花粉まみれの中，鳥たちはちゃんと飛べるんだろうか？

遥か遠くの，花粉でなんだかぼんやりした空を思い出した「かえる」だった。