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ここは旧blog ぼくと「かえる」日記 の移転先だぞっ♪       


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契約内容の変更とか色々あってblogを統合することにしたんだ。

で,2017年6月18日をもって 旧blog ぼくと「かえる」日記公開を終了し,移転後のこちらを残すこととなったんだ。

現行blog [ひらめき] ぼくと「かえる」日記2 [ひらめき] も宜しくお願いするんだなっ[揺れるハート] 

旧nice.png

みんなには,バタバタ続きで,nice!も消えてしまったり で,ご迷惑をお掛けしてしまい本当に申し訳ない。

これに懲りずに,これからもお引き立てのほどをお願いするぞっ♪

 

トレイルに挑戦! ~グランドキャニオンへの旅。その3。~ [Arizona 観光 人気スポット]

【注意】

このサウス・カイバブ・トレイルの難易度は,上級者向けだそうだ。

冬で天候が安定していたからよかったけど,夏なら最初のポイントで止めたと思う。

夏は30度位まで気温が上がるそうだし,谷底の方が暑いようだ。

勿論,直射日光を遮るものも少ない。

(まぁ,既に最高気温30度を出したPhoenixよりはマシだけど)

体力に自信がある人の方が救援を頼む事が多いそうなので,決して無理をしないようにしてくれよっ[ひらめき]



では,サウス・カイバブ・トレイルの続きだぞっ♪

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年間500万人が訪れるというグランドキャニオン。

でも,殆どの人は谷を下るトレイルを歩かないそうだ。




     DSCN0205.JPG

不測の事態の時は救援を頼むことはできるけど,そうならないよう準備はしっかりと。

楽しい旅行が台無しになっちゃうしな。

因みに費用は自己負担[爆弾]






     DSCN0129.JPG

mule(ミュール,騾馬)が来たらトレイルの内側へ寄って,ガイドの指示に従うことって書いてあるな。

ライド・ツアーがあるのは知ってるけど,すれ違うことってあるのかな?  

           


最初のうちは,スイッチバックのジグザグの急な坂道のようだ。

(左下に少し見えるような,折り返しながら降りていくトレイルだぞっ♪)

  → DSCN0130.JPG

    まだまだ余裕なのでどんどん写真を撮る(トレイルヘッドから約5分)。

最初の内は,カメラを構える時間と歩いている時間が同じくらいだったかもしれない。




     DSCN0134.JPG

      右下に人がいるのが見えるかな?(トレイルヘッドから約20分)

グランドキャニオンは登山と違って往路は下り坂だ。

先を歩く人の姿を見下ろしながら谷を目指すことになるんだ。

     

まずは,最初のポイントOoh-Aah Pointを目指す。

     DSCN0139.JPG

               約40分で最初のポイントへ到着!



     DSCN0141.JPG

              Ooh-Aah Point(ウーアーポイント)。

ここまで来ると,随分と谷の方へ下って来たって感じがするな。

奥に見えるのはO'Neill Butteオニール・ビュート)。

ビュートと言うのは,アリゾナとかでよく見られる台地が浸食されて孤立した丘のようになった場所の事。

セドナで紹介したメサも台地が浸食されて残ったものなんだけど,これの浸食が更に進んだものがビュートと言う訳なんだ。

日本の地形的に,山って言うのは隆起したものだと思ってしまうけど,色々あるんだな・・・。




この辺りから,砂が赤茶けた色に変ってくるようだ。

     DSCN0145.JPG
     
        この砂地,予想以上に曲者で,踏み込む度に舞い上がる。

靴の中へも入り込むし,暖パンの裾は赤茶色になるし,たまに凹みがあって足を取られる。

まるで,きな粉餅になった気分だ。

(あぁ~,信玄餅食べたいなぁ~)

階段の段差も当然まちまちなので,写真を撮っている余裕が無くなってきた。 



     DSCN0147.JPG


          トレイル脇の枯れ木を使ったオブジェに癒される。




   DSCN0148.JPG   

                ちょっと休憩して,いい眺め・・・・・

って左の方にトレイルが見えるけど,かなりきつそうだ[たらーっ(汗)]

あそこまで行けるのかなぁ?





約20分かかってなんとか到着・・・・・・


     DSCN0158.JPG  

       2つ目のポイントCedar Ridgeシーダーリッジ)だ。

トレイルヘッドから歩き始めて1時間半近くかかってしまったな。

(うち30分くらいは写真を撮ってたんだけどな)

復路は倍の時間がかかるというけれど,2時間も登り続けることを想像したらどっと疲れが出てきたぞ。

トレイルヘッドとの標高差約360メートル,ついには出発点を見上げるようになっていた。


     DSCN0164.JPG

       因みに,ここシーダーリッジにはトイレが3つ[トイレ]がある。

俗にいうぼっとん便所というものなので,においがキツイ個室もあった・・・・・[ふらふら]

こんなことを書くと抵抗がある人もいるだろうけど,次のポイントにはトイレなどの施設がないそうなので,まぁ・・・頑張ってくれ。



トイレ休憩も済んだので,もう少しだけ歩くことにしたぞっ♪

途中ですれ違ったアメリカ人のおばさんに粋がって「スケルトンポイント(3つ目のポイント)まで行きたいんだ!」って大見得切った手前もう少しだけ頑張りたい。

「まぁ,多分無理だけど」とは言ったけどさ・・・。





だらだらと歩き始めると向こうからミュールがやって来たぞっ!

     DSCN0165.JPG

    距離があるうちに写真を撮り,邪魔にならないよう壁側に寄る。

どうやらミュール・ツアーのようだ。

ガイドさんを先頭に,ゆっくりと歩を進めるミュールたち。

でも,想像したよりはずっと早い速度で登り坂を進んで行く。


     DSCN0168.JPG

このミュール・ツアー,人気のアトラクションだそうだけど,英語力が無いと参加できないそうだ。

アメリカ人曰く,乗馬経験が皆無だと申し込んでも許可されないとか・・・。

(どうやら乗馬用語がネックのようだ。)

ノース・リム(冬季は閉園)にはミュール・ライド体験があるそうなので,興味のある人はオープンしている時期に北側へ渡ってみてもいいかもしれないなっ♪







     DSCN0180.JPG

                どこまでも続く赤い砂地の道。




複雑な色合いの地層を眺めながら,一息つく。


     DSCN0181.JPG

           靴紐にまで砂が入り込んだようで変色している。




時計を見ると,もう11時半だった。

カメラを触りながら,だらだらと降りてきたので,2時間近くかかってしまったぞ。


     DSCN0185.JPG
         
      O'Neill Butte(オニール・ビュート)を眺めながらポテチ。 
 

途中で足の爪を痛めてしまったようだ。

登山をする人は経験があるかもしれないけど,下り坂で靴の中で足が滑っていたんだな[たらーっ(汗)]

トレッキングシューズを持って来るべきだったと後悔するけど,もはや手遅れ。


踏み込む度に違和感を感じるけど,歩くしかない。 



と,本日2回目のミュール
  DSCN0195.JPG

     今回はアトラクションではなく,物資を運ぶミュールの一団。

このトレイルのず~~~っと先にあるPhantom Ranchファントム・ランチ)の宿泊者の為に食糧や雑貨を届ける役割をしているそうだ。

因みにこのPhantom Ranch,13か月前の予約開始と同時に埋まる程の人気の宿。

グランドキャニオンでハイキングする人達の[ぴかぴか(新しい)]憧れの場所[ぴかぴか(新しい)]なんだって。

しかし,はっきり言って,そこまで辿り着ける体力は無い。



     DSCN0199.JPG

    パウダー状の赤土にはミュールの蹄の跡がくっきりと残っていた。



足も痛いし,坂道を登っているので,当然進まない。

次々に,後から来る人に追い抜かれ,水戸黄門のテーマが頭の中を流れ続ける。

泣きたくはならないけど,正直,足が痛い。


     DSCN0201 canyon wren - コピー.JPG

                   あ・・・鳥さん発見!

しかし痛恨のミス!

コンデジでは撮れない!

尻尾の縞々模様から推測して,Canyon Wren(ムナジロミソサザイ)かな?




だらだらと休憩がてら歩くと,意外と動物を発見できるようだ。


     DSCN0203.JPG

                崖っぷちに佇むリス。

ふっさふさと言うより,もっこもこな感じだな[揺れるハート]

背中しか見せてくれなかったけど,Rock Squirrelのような気がする。

手持ちのフィールドガイドによれば,グランドキャニオンには7種類のリスがいるようだ。

     


往路と同じ道なのに,降りる時には気付かなかった野草にも目が留まる。

     DSCN0204 - cliffrose.JPG

          cliffrose(アルメリアの仲間)の綿毛?


見慣れない鳥も発見!


     DSCN0209.JPG

     後で調べたら,NCでも見かけるDark-eyed Juncoだった。

・・・頭に覆面被った茶色っぽい体のイメージだったけど,東と西で色が違うようだ。

こちらもコンデジの限界を感じる程度の証拠写真のみ。

体力が無いのが残念で仕方ない[たらーっ(汗)]


  DSCN0213.JPG

          暫く歩いていると,先程とは違う個体を見つけた。

Dark-eyed Juncoと言えば覆面をしたような黒い顔,と思っていたので,なんだかしっくりこない。


     Dark-eyed Junco male.JPG

             参考画像:何年か前にNCで見つけた個体。

  

しかし,この太陽が人を殺しにかかっているアリゾナで,あんな黒い頭は自殺行為に違いない。

そう考えると,色が淡いのは環境に適応したってことだかもしれないな。


メンデルのそら豆の事を考えているうちに,段々と終わりが見えてきたぞっ♪


        DSCN0128.JPG

               あともうちょっと・・・。






・・・・・・・・は。

・・・・・ははは。


やっと戻って来れた・・・。

途中で足がつるかと思った。


 

朝からハードな一日になったな。

正直,すがすがしい気分にはならなかったぞ・・・。

只々,無事に戻って来れてよかった,という思いでいっぱいの「かえる」だった。


     DSCN0215.JPG



【追記】

前回の記事で書いたけど,この辺りは自家用車は進入禁止区域だ。

帰りのバスを待っている間に車が入って来たんだけど,レンジャー?に見つかって揉めていた。

どうやら,近くに停めていた車を回収する為に人を運んできたようだったけど,車から降りるように言われ,レンジャーは書類に何かを記入していた。

ついうっかりで,罰金を払う事になるかもしれないので,気を付けてくれよっ♪    


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コメント 5

はなだ雲

お馬さんの列が、西部劇みたいですね!
カッコイイ
でも英語と乗馬、両方出来ないと参加できないんですかぁ(どっちもムリ)
それにしてもワイルドでヘビィな観光地
こじろうさん、お疲れ様でした、無事に帰ってこられてよかったです♪
by はなだ雲 (2016-02-14 14:38) 

ぼんぼちぼちぼち

すがすがしい気持ちにはならなかったのでやすね。
ともあれ、かえるさんだけに帰ってこられて良かったでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2016-02-17 11:14) 

こじろう

はなだ雲さん,お蔭様でなんとか帰って来れたなっ♪

馬は平気だけど,あそこは絶対無理。
すれ違うのがギリギリな場所もあって怖すぎる。
やっぱりアメリカはワイルドだよなぁ・・・。

「かえる」の「こじろう」より♪
by こじろう (2016-02-20 13:21) 

こじろう

ぼんぼちぼちぼちさん,「かえる」が帰れなかったら洒落にもならないからなっ♪

よく山登りをしてるなら違った感想になったんだろうけどなぁ~。
歩くとしても荒地とか釣りができそうな岩場くらいだから,筋肉の使い方が違うんだな・・・。

「かえる」の「こじろう」より♪
by こじろう (2016-02-20 13:29) 

こじろう

ネオ・アッキーさん,
mahimahiさん,
wattanaさん,
ぽんちゃんさん,
Ujiki.oOさん,
(。・_・。)2kさん,
sugoimonoさん,
ba42381さん,

nice!をありがとう♪

「かえる」の「こじろう」より♪
by こじろう (2016-02-20 13:32) 

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